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シロクマ?クロクマ?

今日は国際ホッキョクグマの日(2月27日 記念日)

国際ホッキョクグマの日

(アメリカとカナダに本部を置く動物保護団体「Polar Bears International」が制定。英語表記は「International Polar Bear Day」。ホッキョクグマ(Polar bear)の絶滅の危機や彼らが直面している現状をより多くの人に知ってもらうことが目的。)

この機会にシロクマ情報を一つ🐻

シロクマの正式和名は「ホッキョクグマ」。その名の通り、北極圏に住むクマですが、雪と氷に包まれる土地でくらせる理由は、体を覆う毛の特殊な構造にあります。

 ホッキョクグマの毛の色は、白く見えているだけで実は透明。しかも、毛をかき分けて見える地肌は真っ黒鼻も肉球も爪も黒

シロクマと見せかけて、その正体はクロクマなのです。

ほうほうそれで?

 ホッキョクグマが生息している場所は氷や雪に覆われているため、ホッキョクグマの白色は保護色と言えます。しかし、これは、あくまで見た目だけなのです。極寒の地で暮らすホッキョクグマは皮膚の下に厚い脂肪層がありますが、その脂肪層を包む皮膚も熱をよく吸収できるように実は黒色なのです。

その黒い皮膚を保護する体毛の色は、白ではなく「半透明」です。しかも、この半透明の体毛は、中が空洞になっています。しかし、なぜ、「半透明」で「空洞」になっているのでしょう? これには3つの利点があります。半透明は、光を通すため、皮膚に太陽光の熱を行き渡らせることができます。また中が空洞のため空気の層が熱を逃がしません。さらに、水にぬれても軽く、乾きやすいのです。

そして、この透明な毛を通過した光が黒い皮膚で反射され、反射光と太陽光がたくさんの穴と空洞に当たって乱反射することで「白く」見えるというわけです。まさに、極寒の地という厳しい状況下で生きていくためのメカニズムがホッキョクグマの中には備わっているわけです。

ホッキョクグマ シロクマ

引用☞https://www.homemate-research-zoo.com/useful/13973_zoo_058/

自然界って本当に素晴らしいですね・・・

クマ ヤッター