9/7 絶滅危惧種の日
おはようございます。
皆様、お変わりなく過ごしておられるでしょうか?
今日は9/7 絶滅危惧種の日です。
世界には貴重な動植物がたくさんあります。
なぜ今日が絶滅危惧種の日なんでしょうか?
オーストラリア・タスマニア州の動物園で、ベンジャミンと名付けられ、大切に飼育されていたフクロオオカミが1936年の今日、しずかにこの世を去りました。そして、この死はフクロオオカミという種の絶滅を意味していました。このことから本日9月7日は、絶滅危惧種に対しての理解を深めてもらう事を目的とし、「絶滅危惧種の日」と制定されたのです。
諸説ありますが、1日100種、1年で4万種くらい地球上から絶滅していると言われています。そして近年、そのスピードは加速しているそうです。
ラッコも絶滅危惧種の一つ。
ラッコが日本の水族館で見られるのは、たった3頭。そのうち、2頭はここ三重県の鳥羽水族館にいます。
国内での繁殖は見込めず、しかも今のルールでは輸入されることがないので、この貴重な3頭が少しでも長生きして欲しいですね。
鳥羽水族館のラッコは写真集を出せば、すぐ完売だそうです。
本当に可愛いんですよ🥰
他にも、ジュゴン、イリオモテヤマネコ、オランウータン、シロサイなどは絶滅の危険度が高い分類がなされています。他にも、ジャイアントパンダ、トラ、チンパンジー、アジアゾウなどもいます。
このままいくと、動物園でさえ見ることが難しくなるかもしれません。それはとても残念なことです😰
今生きている貴重な動植物を大切にしたいですね。
絶滅の引き金となっているのは、人間による乱獲、環境破壊、エサの減少、タンカーなどによる事故で原油流失etc.…理由は様々。
多くの場合、人間の身勝手な行動が原因で、危険に追いやってしまうケースが多いようです。
私たちに何ができるでしょうか?
希少な動物の物、たとえば象牙や毛皮などを購入しないことも乱獲を抑える第一歩になります。
また、外来種を持ちこまない、ペットとして買うなら、責任をもって管理するなど基本的なことも大切です。
一年に一度、絶滅危惧種について考えるだけでも、貴重な一歩になります。
自然界あっての人間でもありますので、大切にしていきたいものですね。
今日も一日、充実した日をお過ごしくださいね。