【湯湯婆】
突然ですが、この漢字、読めますか?
私はとっさに「ゆばあば」と読んでしまいました。
よくよく見る👀と…「ゆゆばぁ」ですが(笑)
でも正解は「湯たんぽ」でした💦

湯たんぽ発祥の中国では「湯婆」を「唐」の読み方で「たんぽ」というのだそうです。
つまり「湯婆」だけで、お湯を入れたら間接的に伝わる温度がおばあちゃんやお母さんのような心地よい、やさしい暖かさ、というところからきている「ゆたんぽ」の意味を持つそうですが、日本に入ってきた時にもう一つ「湯」をつけて「お湯であっかいんだよ」と、あてたのが湯たんぽという読みになったようです。
日本にはいつから使われるようになったのでしょうか?
歴史ある文献によると、室町時代くらいには入ってきたそうです。
最初は陶器の物が使われていたようですが、大正以降はブリキの物、現代ではプラスチック、また夏には氷枕にもなるようなゴム・シリコンタイプの物まで出てきました。
さらに、レンジで温めるタイプやとうとう充電式の物まで登場して、どんどん進化しています。
湯たんぽの形の表面が波型なのも考え抜かれています。
それは表面積を広くして、暖房効果を向上させるため。また、補強効果のため。

私も湯たんぽは愛用しています💕
お風呂に入る前に布団に忍ばせておけば、部屋をガンガン温めてなくても寝るころには布団の中はホカホカでとっても気持ちいいんですぅ🥰
暖房器具では作り出せない、何とも言えないじんわりとした温かさ。
空気の乾燥を気にせず、朝まで温かさがキープされます。
本当に湯たんぽって良いですねぇ(❁´◡`❁)
しかも、石油ストーブで室内暖房すると同時に湯を沸かし、湯たんぽに使えば省エネになります。
お湯を使って温めることを思いつくなんて、昔の人の生活の知恵ってすごくないですか!!
こんなに便利な世の中になっても、今でも愛され活用されているのです。

低温やけどには十分に気をつけながら、「湯湯婆」を活用して寒い冬を乗り越えていきたいものですね。
皆様にとって、今日が良い一日でありますように😊